CPUのコア数とは?
コアとは、CPUの処理能力を持った部品のことを指します。
CPUが持つコア数は、同時に処理できるタスクの数を表します。
例えば、2コアのCPUは2つのタスクを同時に処理できます。
スレッド数とは?
スレッドとは?
一方スレッドとは、プログラムがCPU上で動作する最小単位です。
スレッドは、CPUのコア上で動作します。
スレッド数は、同時に実行できるスレッドの数を表します。
例えば、2コア4スレッドのCPUは、2つのコアそれぞれに2つのスレッドを持っています。
スレッドは、プログラムの処理の進行状況によって自動的に割り当てられます。
コア数とスレッド数の関係
コア数が多いほど、同時に処理できるタスクの数が増えます。
スレッド数が多いほど、同時に実行できるスレッドの数が増えます。
例えば、4コア8スレッドのCPUは、1つのコアに2つのスレッドが割り当てられるため、8つのスレッドを同時に実行できます。
以上がCPUのコア数とスレッド数の違いについての簡単な説明です。コア数とスレッド数は、CPUの性能を表す重要な指標となっており、高性能なCPUを選ぶ際には、コア数やスレッド数に注目することが必要です。
で、実際どっちが重要なの?
一般的に、コア数とスレッド数のどちらが重要かは、使用用途によって異なります。
シングルタスクの場合:コア数が重要
シングルタスクとは、1つのタスクしか実行しない場合のことです。
この場合、コア数が多いほど、タスクの実行速度が向上します。
しかし、スレッド数はタスクによっては無駄になることがあるため、重要性は低くなります。
マルチタスクの場合:スレッド数が重要
マルチタスクとは、複数のタスクを同時に実行する場合のことです。
この場合、スレッド数が多いほど、タスクの実行速度が向上します。
コア数が多いと、タスクごとにコアが割り当てられるため、実行速度が向上する場合もありますが、スレッド数が少ないとタスクの実行を待たされることがあります。
つまり、使用用途によって異なるため、コア数とスレッド数のどちらが重要かを判断する際には、自分が行う作業がシングルタスクなのかマルチタスクなのかを確認することが重要です。
ゲーム用途ではどちらが重要か?
一般的なゲームアプリを実行する場合、両方とも重要と言えます。
ゲームアプリはマルチスレッドで動作することが多いため、スレッド数が多いほど、ゲームの処理速度が向上する可能性があります。例えば、画面表示、音声処理、AIの処理、プレイヤーの動作などを同時に処理するために、複数のスレッドが必要となります。
しかし、ゲームアプリではCPUの処理能力が重要であるため、コア数もまた重要です。コア数が多いほど、処理能力が向上するため、複数のスレッドを同時に処理しながら高い性能を発揮することができます。
総じて、ゲームアプリを実行する場合、コア数とスレッド数が両方とも重要であるため、高性能なCPUを選ぶ際には、どちらの数値も重要な指標となります。


